あばしり暮らしメモ

地理

網走は、北海道東部のオホーツク海に面する街です。 丘陵地が多く、市街は網走川河口付近とその南に続く海岸段丘の平地に広がっています。 北西部にはさんご草群生落で有名な能取湖、中部に網走湖、東部に涛沸湖があり、いずれも網走国定公園に属しています。

くらしメモ

網走は道東の観光の中継点です。 東は知床半島、南は阿寒・摩周、西はサロマ湖といずれも2時間くらいで道東の有名な観光地を訪れることができるので週末など日帰りの観光を楽しむことができます。 また、市内には郷土博物館、網走監獄博物館、道立北方民族館、ちょっと足を伸ばすと小清水原生花園、さんご草で有名な能取湖など観光には事欠ない場所にあります。

気候

一年を通して晴天が多く、年間降水量・降雪量は比較的少ない。また、海に面するため寒暖差も少なく、北海道東部としては比較的温暖な気候です。真夏には最高気温が30度を超える日も何日かあります。また、真冬は最低気温が−15度以下になることもあるが、内陸に比べると冷え込むことがなく積雪についてもあまり多くはありません。

くらしメモ

網走は、寒暖差が少なく比較的温暖な気候ですがやはり真冬となると寒さは厳しい。特に流氷が接岸する1月下旬から2月上旬はさすがに気温も−15度を下回ることが多いので、そのこころは水道管の凍結に注意が必要です。特に冷え込みの厳しい夜間は、就寝前に「水を落とす」必要があります。「水を落とす」とは、配管内の水を抜くことです。網走ではどの家庭にも水道の配管近くに水抜き栓があり、水抜き栓を開けることにより配管内の水が抜けて水道が凍り破裂するのを防ぐことができるようになっています。初めて網走に住む方は、まずは大家さんに水抜きの操作を教えてもらうことが必須です。

人口

現在(平成23年12月末)38,967人、18,494世帯。大きな人口の増減はなく4万人前後で推移しています。

教育機関

市内には、幼稚園、小中高等学校が地域ごとに分散されていてどの地域に住んでも比較的便利に通学が可能です。また、市内中心部から車で十数分のところには、東京農業大学オホーツクキャンパスがあります。ここでは地域の企業との連携が熱心に行われており地域に根ざした教育活動を行っています。平成24年4月には、地域産業経営学科が開設される予定。

生涯学習環境

網走市は、「市民がいきいきとまなべる」というスローガンをかかげ、市民の生涯学習の促進及び文化芸術の振興に力を入れています。 学習施設としては、平成12年に網走川河口近くにエコセンター2000がオープンし、いろいろな催しものが開催されています。 他には郷土博物館、道立北方民族博物館、美術館等があり、子供からお年寄りが学べる施設が充実しています。

くらしメモ

網走の風土・歴史は、監獄の歴史とともに推移してきたこともあり、監獄の歴史を知ることが網走の歴史を知ることにもなります。市内には網走とともに歴史を刻んできた網走監獄の博物館があり、監獄の歴史を知ることができます。見学の際には、網走市民には特別な料金で見学することができる市民割引が用意されていますのでぜひご利用ください。

交通機関等

バス

市内・市外への路線バスが運行されており便利に移動が可能です。 また、都市間バス(札幌行き)、空港行きバスも運行されていて便利に利用することができます。

空路

網走から車で約30分のところに女満別空港があり、札幌・東京・関西方面への便が運行しています。

マイカー

北海道はおしなべていえることですが、道路幅は広く視界も良好でありドライバーにとってはとても運転がしやすいため、ついついスピードを出してしまう傾向にあります。 そのためか、毎年北海道は全国交通事故ワーストランクの上位に常に位置しています。 マイカーをご利用の際には、安全運転を十二分に心がけて網走の暮らしをエンジョイしてください。

病院

市内には、網走厚生病院などの総合病院をはじめ内科・外科等の個人病院が市内に点在していて便利に通院が可能です。

買い物

市内には中規模のスーパーマーケット、電気店、ホームセンター、リサイクルショップ、ドラッグストアーがあり食料品・日用品が容易に揃えることができます。